“酸素がない”感染爆発インド・・・医師「地獄と化す」(2021年5月2日)

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1日当たりの感染者40万人を超え、医療崩壊が起きているインド。取材を進めたところ、現地の医師はこのままだと「地獄と化す」と危機的状況を強く訴えています。

▽SNSで発信 インド在住の日本人女性
街はゴーストタウンのようになっていました。
中村:「私の住むグルグラムでも感染拡大を受け、昨日から急遽ロックダウンとなりました」
インド在住の中村さんはSNSなどで町の現状を発信しています。
公園、ショッピングモール、どこへ行っても人の姿はありません。一方で・・・
薬局の店員:「薬の多くが不足していて、特に“酸素”に関する物が不足しています」
実は今、酸素を求めて至る所で行列ができているのです。感染が爆発的に増えたインドでは「医療用酸素」が不足し、供給が追い付かない状態になっています。その影響に加え、病床がひっ迫していることから、病院は患者の受け入れを拒む事態となっています。

中村:「インドの友人もコロナにかかった方が何人もいらっしゃいますし、中には重症化してもなかなか病院に入れず、自宅で何とか頑張ったって方も多くいらっしゃるので、やっぱり病院すらあいてない状況なので」

▽変異ウイルス「インド型」の脅威
「医療崩壊」に陥ったインド。感染拡大の背景の一つとされるのが、感染力が高くワクチンが効きにくいとされる「インド型」です。
3月に入ると感染者数が急増、5月1日には1日当たり世界最多となる40万人以上の感染が確認されました。死者も連日3000人を超えています。
首都ニューデリーの医師
「パンデミックはこれまでで最悪の状況です。ここ2週間は『地獄』と化すでしょう」

それでも、患者と家族はあきらめず、入院できる病院を探し続けています。8日間にわたり病院を探しまわっている、アブ・サダットさん。今、まさにその命が尽きようとしていました。男性に医療の知識はありませんが、それでも命をつなぎとめようと必死でマッサージを行います。患者の多くが病院を探しながら、途中で力尽き、路上で命を落としているのです。火葬場では火葬が追い付かず、今度は遺体を燃やすための木材すら足りなくなってきています。

父親を亡くした女性
「国の政策は失敗しています。父には必要なものが何も届かなかった。何もなかったのです」
日本政府はインドからの入国者の水際対策を強化しましたが、すでにインド型は国内で21件、確認されています。WHOは会見で、こう警鐘を鳴らしました。
「感染力の強い変異株が出たりすれば、どの国でも最悪の状況は起こりうる。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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