緊急事態宣言から2週間余り 飲食店の時短・生産者にも打撃/昼間の外食需要も減少/供給過剰でダイコン大量廃棄/生産者「悲しく残念」/2021年1月26日チバテレ「NEWSチバ930」にて放送

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緊急事態宣言の再発令から2週間余り。
新型コロナ対策の飲食店への時短要請は、食材の生産者にも大きな打撃となっています。

八千代市のこちらの寿司店は、県の時短要請に応じ、午後11時までだった閉店時間を午後8時に前倒ししました。
感染防止策を徹底していますが、2度目の緊急事態宣言は、昼間の売り上げにも響いているといいます。

寿司店せんなり 大塚慶太郎 代表
「(売上は)前年比70%減。店を開けていても緊急事態宣言が出ているので、お客様は(来店を)控えていると感じます」

県の調査によりますと、時短要請に応じている県内の飲食店は、都市部では9割を超えるということです。
外出自粛による昼間の外食需要も減少し、飲食店は、食材の仕入れを控える傾向にあるといいます。

寿司店せんなり 大塚慶太郎 代表
「今この状況で全国的に、市場は仲卸も含め、農家、漁師など飲食店以外も被害を受けている」「普段だったら人気があって市場に出回らない野菜も出ているので、不安。すごく心配になります」

影響を受けている農林水産物の生産者。
印西市のこちらの生産者も、収穫した野菜の廃棄を余儀なくされました。

郷の恵農園 鈴木崇史 代表
「(コロナの影響で)市場にたくさんダイコンが出回っているので、売れない状況」
「作ったうちの最初の4、5千本は安くても売りに出せたが、後半になると売れず、ものも大きくなりすぎて、(残り4,500本を)処分した」

今シーズンは、天候に恵まれ、1万本近くのダイコンを収穫できましたが、供給過剰で価格が暴落し、売れ残った4,500本ほどを処分しました。

郷の恵農園 鈴木崇史 代表
「そのまま耕すにしてもダイコンなので結局抜くしかない。他の人に手伝っていただきなんとか処分したが悲しく残念」
「自分で作ったものを、できれば皆さんにおいしく食べてもらえたらと思ったがそれができなかったので残念です」

鈴木さんは4年前に脱サラし、耕作放棄地の拡大を食い止めたいと農業の世界に飛び込みました。
コロナの影響は大きく、新規就農者にとって試練は続きそうですが、鈴木さんは志を忘れず、前を向いています。

郷の恵農園 鈴木崇史 代表
「サラリーマン時代に電車で通勤していたときに、畑や田んぼが草だらけになって耕作放棄地になっていたのを見てきた」
「少しでも、耕作放棄地になっていくものを、ならないように畑を活用する。日本の元々の原風景 、田畑がある農村を残していきたい。子どもたちが大人になったときにも原風景を残し(次世代に)伝えていきたい」

苦しい中でも生産者のことを気に掛ける飲食店と、大変な思いをしながらも前を向く生産者の姿が印象的でした。
そんな生産者を支援しようと、小売店などで農林水産物の応援セールを実施しています。
JAグループ千葉も、県内24の直売所で地元産の農産物を販売するキャンペーンを予定しているということです。

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