最前線を取材 重症患者と向き合う医療現場 藤枝市立総合病院

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新型コロナの急激な感染拡大によってピンチを迎えているのが医療機関です。医療崩壊が現実味を帯びる中、SBSのカメラが新型コロナと闘う最前線を取材しました。

 <看護師>「ここからがレッドゾーン(感染領域)になります」
 カメラに映っているのは入院中の新型コロナ患者。黄色い防護服を身に着けた看護師が治療に当たります。
 <看護師>「食事の後はもう一回吸います?たん取れた感じします?また言ってください」
 ベッドに横たわる60代の男性患者は8月12日に入院。肺がウイルスに侵され呼吸がうまくできず重症です。呼吸器をつけ、酸素を送り続けないと命の危機にさらされるのです。
 <看護師>「24時間カメラで監視しています。患者に変化があれば、すぐに入れるよう24時間対応している」
 ここは藤枝市立総合病院。県の重点医療機関の一つで、主に中等症や重症の新型コロナ患者を受け入れています。この病院には新型コロナ専用の病床が10床ありますが、8月はほぼ満床の状況が続いています。
 <薬剤師>「入院中に使っていたお薬です。お薬手帳に貼りますね。お大事にしてください」
 8月18日午前、1人のコロナ患者がようやく退院しました。しかし、空いたベッドはすぐに埋まります。
 <看護師長>「入院だと連絡があったので即入院だよね。酸素付けているなら入院させちゃうので」「そのまま迎えへ、車いす、点滴等付けてから行ってもらって、誘導は私が行ってくる」
 新たなコロナ患者を受け入れます。
 <看護師長>「先生が診察を(病院の)1階でしていて、入院が必要だと判断された患者さんがいまして、保健所から依頼があったので受け入れます。(Q.今の今でもあったということですか?)はい、今の今です。きょうは10人の診察があり、押し出しては、中に入れる状態が続いている」
 退院、そしてすぐ次の入院患者。医療従事者にホッとする時間はありません。
 <看護師>「東京のようになったら普通の救急が取れなくなる。病院、救急医療が崩壊してしまうと思う。(感染症対策の徹底を)お願いしてもらいたい」
 医療崩壊の危機は目の前に迫っていてこのままでは「命の選別」につながる恐れがあります。
 <看護師>「今後、(感染者が)増えた時、全部の患者をよくして、看護したくても、患者によって選ばないといけない状況になる。それがやるせない」
 新型コロナの病床はひっ迫しています。現在、藤枝市立総合病院も含まれる中部地区が68%と最も高い数値ですが、実際はすでに受け入れ不可能なところまで来てしまっていると中村院長は明かします。
 <藤枝市立総合病院 中村利夫院長>「(志太榛原地域の)当院だけでなく、他の病院でも9割近い入院があります。県と相談し病床を増やさなければいけなくなる。そうなれば通常診療、救急車の受け入れ、がん手術などで遅延が出てくる」
 感染力の強いデルタ株の広がりなどで感染者は急速に増えています。中村院長は一人一人の行動を見直してほしいと訴えます。
 <藤枝市立総合病院 中村利夫院長>「現場でも、どこにピークが来るのか見えない。先週より今週、昨日より今日と患者が増えている。ピークアウトがわからない現状では、ともかく自粛をして、外出を避けていただくのが一番だと思う」
 先の見えない新型コロナの収束。医療崩壊だけは食い止めたいと強い意志をもちながら、患者のいち早い回復のために医療従事者はきょうも向き合っています。
 <看護師>「たんが取れた感じありますか?また言ってくださいね」

8月19日 SBSテレビ「ORANGE」放送
#オレンジ6

 

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