コロナ重症患者に「生体肺移植」京大病院が世界初(2021年4月8日)

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京都大学病院は新型コロナウイルスに感染して肺がほとんど機能しなくなった患者に対し、親族の肺の一部を提供する生体移植手術を世界で初めて成功したと発表しました。

 京都大学病院は7日、新型コロナに感染して両方の肺に重い障害が残った女性に肺の移植手術を実施したと発表しました。新型コロナに感染して肺に障害が残った患者への生体肺移植は世界で初めてだということです。

 京大病院によりますと、肺移植を受けたのは関西在住の女性患者。去年末に新型コロナに感染し、呼吸状態が悪化してECMO(体外式膜型人工肺)が必要な状態になりました。

 ウイルス検査で陰性になった後も後遺症で両方の肺が固く小さくなり、3カ月以上、ECMOでの治療を続けていましたが、肺移植以外に救命ができない状態となったため、家族が臓器提供を申し出。夫の左肺の一部と息子の右肺の一部を移植する手術を実施しました。

 レントゲン写真も見ると、手術前は両方の肺が真っ白で肺の機能がほぼなくなっていたものが手術後は肺に空気が入り、黒くなっているのが分かります。

 女性は順調に回復すれば2カ月で退院でき、3カ月で社会復帰ができるようになるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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