コロナ禍で”孤立する”子育てママ…「オンラインサロン」やSNSの「イラスト」が母親たちを救う (21/07/03 10:00)

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新型コロナウイルスによる公共施設の休館や外出自粛で、子育てのストレスを発散できないでいる母親が増えています。 

 そんな孤立する母親たちの心を、ふっと軽くしてくれるイラストがありました。

 (Q:コロナ禍での子育てどう?)

 母親:「お母さんお母さんってみんなが言ってくるので、それに対応しきれなくなって、それがストレスですかね」

 母親:「気分を変える場所が今はない」

 母親:「1人でいろいろ抱え込んでしまい、子どもに当たってしまう時もある」

 子育てを支援する公共の施設は、新型コロナで休館。行き場を失い、母親たちは孤独感を強めています。

 そんな心をふっと軽くしてくれるイラストがありました。

 子ども:「だいすき!」

 母親:「ママも大好きだよ」

 子ども:「一緒だね」

 子育て中の”あるある”がたくさん。いま、共感を呼んでいます。

 新型コロナで外出自粛が続く中、ストレスや孤独を抱える母親が増えています。 

 札幌・手稲区に住む、火山真子さんもそんな一人です。

 火山 真子さん:「かいり、濡れてるよ?」 

 夫と3歳のかいり君の3人家族。

 火山 真子さん:「なんかこんなのをいつもネタに描いてます」

 火山さんはイラストレーターです。 

 かいり君の成長の記録を絵にしてきました。

 母親:「最近の幼児語」

 子ども:「おきつきさま(お月様)、マヨメージ(マヨネーズ)、うぐらいし(裏返し)」

 イラストレーター 火山 真子さん:「もともと育児日記を書いたり、忘れたくないなと思い、育児の記録としてかき始めました」

 かいり君が1歳のとき、いまの家に引っ越し、近くに育児の仲間がいなくなりました。

 さらに緊急事態宣言で保育園が休園。

 2人きりで過ごす時間が増えました。

 イラストレーター 火山 真子さん:「やっぱり大人と話す機会が少なくなるので、私も外に出られなくなり、ストレスというか、最初はうつうつとしてました」

 母親たちの憩いの場である子育てサロン。

 札幌市内には、約300か所設置されています。 

 2019年の利用者は、延べ50万人を超えていましたが、コロナの外出自粛で2020年には、約25万7000人に半減しました。

 緊急事態宣言からまん延防止等重点措置に移行した今も、子育てサロンは中止となっていて、母親たちからは相談の声が多く届いています。

 さっぽろ青少年女性活動協会 加藤 孝さん:「背中を押して欲しいだとか、本当にこういうことを聞いて欲しい、愚痴を含めて、聞いて欲しいんだということでお話を頂くことが多い」

 東京の公益財団法人「1more Baby応援団」が行った調査では、(全国の既婚男女約3000人)「コロナ禍で現在、出産や子育てに不安やストレス、孤独を感じる」と答えたのは女性が81.4%、男性が65.6%でした。

 調査からは、子育てで孤立する母親が少なくないことが浮かび上がりました。

 イラストレーターの火山さんは、かいり君と過ごす時間をイラストにして、SNSで発信しています。

 寝息:「すよすよぴー」

 子ども:「ママ、だいすき」

 母親:「ママもだいすきだよ」

 子ども:「いっしょだね」

 30分後…

 30分後…

 子ども:「ママ!!だいすき!!」

 母親:「…ママもだいすきだよ…(かすれ声)」

 30分後…

 子ども:「ママ!!!だいすき!!!」

 母親:「げっそり…」

 子ども:「ママ!?だいすきって!!」

 母親:「…ママもだいすきだよ…(※うなずくので精一杯)」

 子ども:「いっしょだね!!」

 イラストをかくことで、火山さんは子育てのストレスやいらいらを発散していました。

 オンライン子育てサロン:「きょうも元気にミニサロン、スタート」 

 子育てサロンを運営するNPOは、5月から毎日、オンラインで親子のためのサロンを開いています。 

 この日は、34組の親子が参加し、紙芝居や手遊び、体操などを一緒に楽しみました。 

 オンラインでインタビューをお願いしましたが、その間も子どもたちは大騒ぎです。

 母親:「ちょっと静かにして1回、お話聞こえない」

 (Q:サロンどうですか?)

 子ども:「楽しい!」

 母親:「きょうは最初はじまるよーってなって、最初、紙芝居でしたっけ、すぐ飛んできて見始めました」

 母親:「外出もできないし、きょうは何をしようかって考えることがこのミニサロンがきっかけで、少しなくなったので、とても助かっています」

 コミュニティワーク研究実践センター 寺田 陽子さん:「おうちから出られない時間が続いても、1人ではないんだよということ、みんなつながってるんだよ、ということを感じ取ってほしい」

 母親:「5月中旬から突然目覚め、パンツデビューを果たしたかいちゃん」

 子ども:「おしっこ出る」

 母親:「おむつだしそのまましていいよ」

 子ども:「やだ、トイレいく」

 母親:「えぇ~めんどくせえぇ~わかったよ」

 火山さんのイラストも、おなじ子育て中の母親の気持ちを軽くしていました。

 「うちもパンツデビューしましたが、全く同じすぎて読みながら分かる…分かる…と共感しました」

 「わかるー。我が家も保育園お休み中。今ゴミ捨てに一緒に行ったらその流れで水たまり遊びスタート。大人と喋りたいよね」

 イラストレーター 火山 真子 さん:「今まで通りこの子の成長を描いていって、その中で『わかる?』って共感してくれて、私もうれしいし、私が困ったこと描いて、それを見て『やっぱりみんなあるんだ』って思ってもらえたらそれもうれしいし、(イラストが)楽しく気軽に子育てできるようなツールになっていたらいいなと思います」

 「気楽に楽しく子育て」 

 火山さんが今、大切にしているメッセージです。

 オンラインの子育てサロンを運営するNPO法人では、無料通信アプリ”LINE”で子育てに関する相談を受けつけています。

 今後はお母さん同士が交流できるグループトークなども検討しているということです。

 問い合わせ先:「NPO法人コミュニティワーク研究実践センター そだちの杜」(電話 080-9614-7502)

 また、札幌市でも、子育てに関する電話相談を行なっているほか、子育てに役立つ動画の配信なども行っています。

 電話相談は、市内各区の「子育て支援センターちあふる」まで。

 動画は「親子のためのスマイルアイデア」で検索してください。

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