【現場から、新型コロナ危機】コロナ禍直撃、困窮する女性に支援を

0

 シリーズ、「現場から」です。新型コロナウイルスの感染拡大は、非正規雇用などの女性に深刻な影響を与えています。そうした人たちを支援する新たな取り組みを取材しました。

 札幌のNPO法人「女のスペース・おん」の山崎菊乃代表です。この日、食料を届けたのは60代の中国人女性。女性は通訳として働いていましたが、去年2月から仕事が途絶えました。

 「(月収が)15万円ぐらい」(中国人女性〔60代〕)
 「それが新型コロナで?」(記者)
 「なくなりました。全部」(中国人女性〔60代〕)
 「収入がゼロ?」(記者)
 「うん。アルバイト応募しに行っても、日本人じゃないからと言われたときもあるし、すごく悲しい」(中国人女性〔60代〕)

 新型コロナの影響で収入が減り困窮する女性がいま、増えています。山崎さんたちは去年12月、こうした女性を支援するためのネットワーク「Cloudy」をつくりました。札幌にある13のNPO団体が連携し生活相談や支援窓口の紹介に加え、食べ物や日用品を毎月、女性たちに無料で配っています。

 「食べ物にもちょっと困っていて。生理用品を予想以上にたくさんもらえてうれしい」(ホテル勤務の女性〔20代〕)

 訪れるのは、若い女性やシングルマザーが多いといいます。
 「女性の非正規雇用で多いサービス業は、新型コロナの影響をもろに受けている。女性の働き方を根本的に見直さなければならない」(女のスペース・おん 山崎菊乃代表)

 非正規で働く若い女性は夜の街にも。相次ぐ営業自粛や休業要請は「社会的に弱い女性が貧困に陥る」、そんな現実を生んでいます。ススキノでバーを営む満島てる子さんは、夜の街で働く女性たちの「悲鳴」に耳を傾けてきました。

 「夜の仕事1本だと生活が難しいからほかの仕事を探すが、雇用がない。『自分が女性であることがこんなにも社会の中で弱いことだとは思わなかった』という声、嘆きを聞く瞬間があって。いちばん悲しかった」(7丁目のママ・パウダールーム 満島てる子さん)

 「ひと言どこかにSOSを出してもらえれば、必ずつながる。現実的な社会資源(支援先)につながってほしい」(女のスペース・おん 山崎菊乃代表)
(30日13:02)

【コロナ渦を乗り越えよう!】
無料登録で飲食店応援!
お礼として500円分のお食事券ゲット!

詳細はこちら