【現場から、新型コロナ危機】コロナ禍で急増、医療廃棄物

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シリーズ「現場から」です。新型コロナの第4波で病床がひっ迫すると同時に増えているのが医療廃棄物です。廃棄物処理の現場では、作業員たちが感染のリスクを抱えながら風評被害にもさらされています。

 福岡県内にある産業廃棄物の処理業者です。一般家庭や商業施設などで出た様々なごみを集めていますが、このところ急激に増えているものがあります。

 「今ごみの量、医療廃棄物の量が2、3割増えています」(産業廃棄物処理業者 吉冨慎一社長)

 山のように積まれた段ボール。
 「これが新型コロナ(のごみ)ですね」(吉冨慎一社長)

 これらには、病院で捨てられた防護服やマスクのほか、新型コロナワクチンの接種会場で出た注射器なども入っています。

 「コロナの感染の恐れがあるごみは、こちらのバイオハザードマークが書かれた専用の箱に医療機関が入れて、そしてこのように厳重に封をした上で、48時間経った後に業者に渡すということです」(記者)

 ごみの収集・積み替え・運搬、そして車の消毒。一連の業務を終えるころには汗だくです。

 「マスクをして息が苦しくなるけど、今みたいな作業を毎日しています」(吉冨慎一社長)

 作業員の負担も増していますが、それ以上に心配なのが感染リスク。この会社では、環境省のガイドラインに従い密閉した箱に袋を二重にかけてもらうよう医療機関に依頼し、対応してもらっています。ただ、病院によっては廃棄物の処理まで手が回らず、容器を密閉せずに渡される業者も少なくありません。また、家庭ごみの収集でも、パッカー車で圧縮する際に袋が破裂して感染するおそれもあります。

 「家庭のごみは(新型コロナの)表示がないので、怖い。鼻をかんだごみ、マスク、洋服もそうですけど、消毒してないので飛散しないように、空気を抜いてもらえると助かる」(吉冨慎一社長)

 リスクと隣り合わせの作業員たちが安心して働くため、全国の業界団体は一刻も早いワクチンの接種を国に何度も求めてきました。しかし、優先接種の対象には加えてもらえませんでした。

 「国民のごみを運ぶのが使命だから運ぶが、コロナに関してはマスク・手袋・うがいという形だけなので、医療機関の従事者として、我々の業界にも優先接種というのを、環境省から打っていいと、お墨付きをいただけると助かる」(吉冨慎一社長)

 そればかりか、周囲からの偏見や誹謗中傷に苦しむ作業員も増えていて、社長の吉冨さんは「このままでは、安全に処理するための担い手が確保できなくなる」と危機感を訴えています。(06日09:12)

#新型コロナウイルス #COVID19
#福岡  #産業廃棄物 

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