「コロナ観」すれ違い不倫・離婚 困窮するひとり親(2021年5月4日)

0

降りしきる雨のなか、東京・中野区のフードバンクには多くの女性の姿がありました。

■“コロナでけんか”増え不倫・離婚

 9歳と5歳の子を持つ山田さん(36・仮名)。新型コロナで人生の歯車が大きく狂いました。

 山田さん:「コロナ離婚とか言われたりするじゃないですか。結局、この年に離婚しているということは、何らかのキッカケがあったのかなと」

 山田さんの元夫は、去年働いていた飲食店が休業。夫婦で自宅にいることが多くなりました。

 山田さん:「(元夫は)仕事人間で育ってくると、『あしたから休みだよ』と言われたら、何して良いか分からないみたいなところもあって、うっぷんを晴らすところがないので、だいたい飲むと8時間以上飲んでいるので・・・。夫の(コロナへの)意識が低くて、『(コロナに)かかったってしょうがなくない?』というスタンスで・・・。それを家で言われると、私もちょっとカチンときたりしますね」

 浮き彫りになったコロナに対する意識の違い。夫婦げんかが増え、夫は不倫に走り、去年10月に離婚。
 シングルマザーになった山田さんは精神的な不調から、1カ月半、会社を休職。体重は8キロ減少しました。

 山田さん:「保育園も小学校も、何かあるとすぐ自宅待機にさせられてしまう。そうすると休みになる。(給料が月)2万~3万円ぐらい減ってますね」

 仕事に復帰しましたが、シングルマザーのため、子どもに何かあった場合は休まざるを得ず、給料は15万円ほどに。

 山田さん:「お給料がなくなるんだろうという不安だったり、色々な不安に対しては、コロナがなくならない限りは、1年後の生活は不安だなと・・・」

■“コロナ失業”も・・・再就職に高い壁

 シングルマザーの鈴木さん(41・仮名)は3年前に離婚し、築58年・1Kのマンションに8歳の娘と暮らしています。

 鈴木さん:「『解雇させて頂きたく存じます』っていう解雇通知が最初、来たので」

 外国人向けのホテルで清掃の仕事をしていましたが、新型コロナの影響で売り上げが9割減少。

 鈴木さん:「言葉が全然出なくて、えーみたいなのも言えないので」

 解雇も覚悟していましたが、国からホテルへの助成金が出て、週1回勤務を続けていました。
 しかし、東京オリンピックの海外客の受け入れ中止が決定。ホテルは、集客が見込めなくなり、今年3月に閉館しました。
 今は閉館後の片付け作業をしていて、給料は以前の7割に。

 鈴木さん:「(収入は)9万円近くくらい。それだけでも、助かったというか」

 家賃は、国からの補助を受けていますが、節約は欠かせません。

 鈴木さん:「業務スーパーので、もやしは19円。うどんが安いんですよね。一個19円で4個買っても、76円とか」

 さらに、家計の助けになっているのが・・・。

 鈴木さん:「フードバンクでもらった、わかめご飯のフリーズドライと、カレーだったり。お米も1キロももらいました」

 日々の料理にも、節約の知恵が。

 鈴木さん:「きょうは肉巻きなんですけど、野菜に春雨とかを入れて。春雨を入れることでボリュームが出る。量が残ればあしたの分とか。ガス代も浮くので」

 しかし、来月には、ホテルの片づけ作業が終わり、収入はゼロに。再来月には、家賃支援が期限を迎えます。

 鈴木さん:「お仕事調べるから」
 長女:「どういう仕事?教えなさいよ」

 鈴木さん:「清掃とかは時間帯がすごく早かったり、朝6時から3時とか。それだと難しくなるので」

 鈴木さんは、娘を小学校に行かせた後に働ける仕事を希望。
 しかし、コロナ禍で求人自体が減っており、条件の合う仕事がなかなか見つかりません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

【コロナ渦を乗り越えよう!】
無料登録で飲食店応援!
お礼として500円分のお食事券ゲット!

詳細はこちら