「もう限界」緊急事態宣言延長で 飲食店“苦渋の営業再開” 行政指導・見回り強化も (21/06/02 19:50)

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緊急事態宣言は6月1日から20日間の延長期間に入りました。札幌市内の飲食店では、1か月以上に渡って営業時間の短縮や休業の要請が続いています。

 もう限界だと営業を再開する店も出ています。

 緊急事態宣言延長初日を迎えた、札幌市中央区の繁華街「ススキノ」。営業時間短縮や休業の要請に応じる店舗が多く、人通りもまばらです。

 北海道によりますと、札幌市内の飲食店、約1万1000店のうち99.5%が要請に応じています。しかし、営業再開に踏み切った店もあります。

 営業を再開した居酒屋 店長:「要請に対して協力した方がいいのは重々承知しているが、自分たちの生活を守るために、やらざる得ない状況になってしまった」

 こちらの居酒屋は要請に従って、4月27日から酒類を提供せずに営業時間を短縮。5月に入って休業と時短営業を行ってきました。しかし、6月1日から酒類を提供し、午後11時までの営業を再開しました。

 今までテイクアウトのメニューを充実させるなど、経営努力をしてきましたが…。

 営業を再開した居酒屋 店長:「酒を提供できないと、来店客は非常に少なくなる。アルコールを提供しないことに努めてきたが、それも限界にきてしまった」

 要請に応じた場合、協力支援金が支払われますが、札幌市によりますと支給までに2か月ほどかかります。

 こちらの店には、4月以降の分はまだ支払われていません。

 営業を再開した居酒屋 店長:「従業員の検温、健康管理のチェック、マスクの着用を徹底的に義務付けている」

 座席の間隔をあけたり、換気をこまめに行ったり、感染対策をして悩んだ末の営業再開です。

 営業を再開した居酒屋 店長:「何とか売り上げを作って、生活を守っていかなければならないと考えている」

 要請に応じない場合は、協力支援金が支給されないほか、店名が公表されたり、30万円以下の過料が科されたりする可能性があります。飲食店経営者は苦悩しています。

 営業を再開したカラオケバー 経営者:「6月1日から酒を出します。通常通り午前3時まで営業しようと。まだ悩んでいるところですよ、本音を言えば」   

 札幌市中央区の「ススキノ」で、13年間営業しているカラオケバーです。

 緊急事態宣言が出た5月16日から休業してきましたが、6月1日から営業を再開しました。

 営業を再開したカラオケバー 経営者:「札幌市の職員が来た時にも言いましたけれど、席はひとつおきに座り、隣の席には荷物を置くように言っている」

 従業員は1人。協力支援金でこれまではなんとかしのいできました。感染対策を心がけて、営業再開に踏み切った理由は…。

 営業を再開したカラオケバー 経営者:「もう、金の問題ではないと思うんだよね。納得させてもらえるものが全くない。今はオリンピックのためだけにやっているとしか思えない」

 繁華街「ススキノ」の飲食店がやり玉にあげられ、自粛の対象になってきたことに憤りを感じているといいます。

 営業を再開したカラオケバー 経営者:「40~50年やってきた歴史のある店は、経営者が高齢なので協力支援金の申し込み方法もわからない。インターネットで申請と言ってもわからない。それで金が回らなくなり、やめた店がいっぱいあるんですよ」

 北海道は要請に応じない飲食店に行政指導を行い、見回りを強化する方針です。

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